島情報−106

 前回の島情報へ〕  次回の島情報へ〕  これまでの島情報

16日祭
  
  去る2月10日は旧暦の「16日祭(どぅるくにち)」でどの家でも墓参りを慣例として先祖を供養する。家族はもちろん、親戚、縁者が墓前に集う。墓の大小にかかわらず、一族先祖の求心力をみる思いがした。

 16日祭までには祖納浦野にある墓地の草払いを終えた田頭家の墓(写真)は私の曾祖父・政良が大正7年(1818)に、当時の総合保険を活用して完成させた。典型的な琉球墓である。

  当時、個人の墓としては県内最大だったようだ。
今でも亀甲墓ではそれを超えるものはないという巷の評だ。完成祝いの際、墓の内部で6尺棒を振り回して見せ、その広さを知らしめたといういわくつき。「古墳みたい」「王家の墓?」などと初めて見た人はいう。

  父がひと月置きに草払いをしている。ここで音楽祭を実演したいそうだ。
  
                                  田頭(たがみ) 瑠都(るつ) (2009.2.14)