島情報−111

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春祭り与那国闘牛大会
 
  「激戦春祭り与那国闘牛大会」(与那国闘牛組合主催)が4月18日(土)にイベント広場で行われた。夏を感じさせる炎天下のなか大勢の闘牛ファンがつめかけ、会場のイベント広場は熱気で沸いた。

  今大会は98回を数え、封切り特別戦を含む横綱戦まで8戦。唸り声をあげ、闘志むき出しの闘牛は出番をいまか、いまかと待っている。

  初戦は「神の子」(牛主:入福浜賢)対「あきね花形」(牛主:上原あきね)。デビュー戦ながら堂々とした戦いっぷりであきね花形の勝利。牛主の上原あきねさん(中学1年)は牛にまたがり初勝利の喜びをかみしめた。

  軽量級チャンピオンの「カラス」(牛主:大城常良)対「天神花形」(牛主:大川哲明)はお互い負けなしの兄弟牛対決。「はいや!! やーはいっ! はいっ!」勢子の掛声にも力が入る、スタンドからは指笛が鳴り響く。睨みあい、激しいぶつかりあい、30分を越す長期戦の末、チャンピオンカラスの勝利。血まみれになった角、鼻息も荒く、よだれをひきながら興奮を抑えきれない様子でその場を後にする闘牛。

  注目は900キロを超す横綱戦。チャンピオン「松真」(牛主:後安里英二)に「龍星トガイ」(牛主:与那国友人会)が挑む。静かな睨み合いが続き、龍星トガイが体当たり。黒い巨体の激しいぶつかり合い、両者ゆずらぬ激闘の末、チャンピオン松真が防衛に成功し、牛主が躍った。                       
                             田頭(たがみ) 瑠都(るつ) (2009.4.28)