島情報−131

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長命草 

  ゼリーが好きで 自分でもよく作ります。会社の休憩時間に出すと社員達も喜んでくれるので
次は島の素材を使った2層のゼリーを と思っていて 今日それが叶いました。独特の香りが 以前から 面白いと思っていた 「 長命草 」 を使うことにしました。

  長命草は与那国ではグンナ、和名をボタンボウフウといい 昔からお祝い事には必需品で、独特の苦味と香りが肉や魚などの臭みを消したり 毒消しの効果もあるようで 千切りにして刺身のつま としても よく使われています。八重山諸島に多く分布しているセリ科の植物で常緑多年草、厳しい自然条件の中でも自生し、濃い肉厚の緑の葉を繁茂させます。「 1株食べると1日長生きする 」 といわれ 沖縄の野菜の中でも生命力に優れた植物の一つです。

 長命草の
粉は与那国薬草園のものを、 黒糖は島で特別に作られたもの、水はいつも飲んでいる 蒸留水を使い ゼリーを作りました。黒糖にも あえて長命草の粉をいれ 上の段になる長命草ゼリーには オリゴ糖を使用しました。

  よく作る黒糖ゼリーですが 今回の長命草入りも おいしかったですし ショウガを入れるのも好きです。暑い夏には とても合う気がします。長命草ゼリーも 色が涼しげで 独特の味がして かなり気に入りました。

  ますます長命草が身近に感じられた日になりました。
                                      伊藤 典子(2010.9.6)
    長命草の粉 〜 鮮やかな色です!   長命草〜若葉はおひたしにして食べています