島情報−15

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塩づくり 10   
 お礼


  拙い文章が10回目となりました。今回が最終回です。1度でもお読みいただいた方、何度もお読みいただいた方、心よりお礼申し上げますとともに内容の乏しさをお詫びいたします。回を重ねるごとにクリック数も増え、どんな方がお読み下さっていらっしゃるのか、楽しい想像と、身の引き締まる思いをさせていただきました。南の島の塩づくりは天気しだい、気分しだい。注文した設備や備品、袋やボトル、何から何まで海が荒れれば欠航で予定変更、出荷についても確約はできません。内地育ちにはけっこうストレスのある暮らしです。

 基本的に塩づくりは誰でも出来る簡単な作業です。海水をペットボトルに2リットル汲んできてステンレスの鍋でどんどん煮詰めていくと、2リットルの海水が180ccくらいになったころから塩が湧くように結晶化してきます。塩の出来が急に少なくなったところで止めれば約50グラムの塩とニガリが得られます。淡い褐色の細かい塩で、味は辛味が強いでしょうが十分に食べられます。少しザラつくかもしれませんがカルシウムが結晶化したものが混じっているためでしょう。鉄鍋を使うと塩に青黒い色がつきます。私たちはこれを、無色で透明感のある、程よい大きさの、舌触りのよい、ニガリを美味しい程度に含んだ塩を作りたいと努力しています。

 ありがとうございました。