島情報−47

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        一條さん                     福山さん      松葉さん

時遊人 05年夏号 取材クルー来社


 2005年7月発行の日興コーディアルグループの季刊誌 時遊人 夏号はメインテーマが「スローライフのすすめ」でした。太陽の沈むのが日本で一番遅い この与那国島は さぞかしスローライフのメッカであろうという予測のもとに来島されたであろう上の写真の3人は、5月はじめの数日間滞在しました。しかしスローライフを取材するために ものすごいハードーワークをしていました。午前中から取材を始め 明け方の4時まで、というウワサも聞きました。その一端が記事にも出ています。
 福山さんは同誌を企画編集する潟Nオーターバックのエディター。一條さんはコピーライター、松葉さんはプロカメラマン。普段暮しているこの島も この3人の切り口にかかると こんな表情を見せてくれるのかと驚きました。島の古老達が出てきません。重労働のサトウキビも、老齢化が著しい漁業も、急激に減少した公共工事も全く登場しません。登場するのは時を感じ、時に身を任せて生きる2人です。

 まず登場したのは牛飼いの前楚さん。東京の大学で牧畜と大根おどりを学んで帰島、東京の大学を出た美人の奥さんと島の中学校の体育館で招待客600人の結婚式を挙げました。今までとは違う島の未来を担うと期待されるニューウェーブの1人。
 弊社も紹介されました。弊社というより スローライフの観点から伊藤典子と「花塩」です。10日間かけてゆっくり、ゆっくり作る塩の製造過程がスローライフと重なったのでしょう。

 前楚さんも伊藤典子も実際にはかなりのハードワークです。牛は生き物ですし 塩も「育てる」という言葉がぴったりするような工程の連続です。共通しているのは「時間」でしょう。牛は1日では育ちませんし 塩も10日かかります。毎日 細心の心配りをして、最大の努力をして、あとは時に任せる。それがスローライフという切り口で掬い上げられたのだと思います。

 3人のクルー、ありがとうございました。